倒産法について
こんにちは! きくぞうです。
初めての記事なのでここでは、私が専門的に学んでいる倒産法について書いていきたいと思います。
倒産法は企業や個人が倒産する際に使われます。皆さんもご存じの”自己破産”というものも倒産法の一種の破産法によるものです。
しかし、倒産法という法律は様々な法律の総称であるため六法には載っていません。では、倒産法としてまとめられている法律にはどんな種類があるのか解説していきます。
①破産法
みなさんが倒産と聞いてまず思い浮かぶのがこの破産法になるかと思います。上に書いた通り自己破産などに使われるので、倒産法の中で最も知名度が高い法律かもしれません。また破産をすれば裁判所から代理人のような人が選任されるため基本的にはその人に債権整理などをお任せできます。
これは、破産法とは大きく異なり、再生債務者(破産法に置き換えると破産者)の存続、または再生を目的とした法律です。制定も1999年公布で2001年施行と比較的若い法律になります。
③会社法
会社法で適用されるのは会社更生手続です。これは個人ではなく、名前の通り会社(株式会社)がターゲットになります。この法律で、進められる会社更生手続も民事再生と同じく、目的は存続、再生になります。
法律としてまとめられているのは以上になります。しかし、倒産をする際には”清算手続き”という倒産の方法も存在します。これは、破産法と同じく清算型の手続きでありますが、清算をする際には、債権者と協議をしながら進めていくことになります。
このように倒産をするにしても破産のみならず、借金を少しずつ返済していきながら再生するような倒産の方法もあります。今回は軽く倒産法の種類について触れてみました。
次の記事では倒産法に興味がわいたよという方に少し詳しく倒産手続きについて書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
では。